今回は付箋紙ソフトを作成します。サイドバーを整理したのですが、意外にアプリの数は作成していないことがわかりました。そこで今回は付箋紙ソフトを作成することにしました。

これは 付箋ツール Kaku Ver 1.3.2です。utututizuで配布されています。

そこで似たようなものを作成してみることにします。

考え方としては「新しいフォームをつかってこれを付箋紙がわりにする」ということにします。

デザイナでForm1を作成します。そしてForm1として以下のようなものをつくります。

Form2として以下のようなものをつくります。

そして[付箋紙をつくる]ボタンがクリックされると新しくフォームが生成され、これが付箋紙の代わりになるというわけです。

しかしこのようなものをたくさん作成してもぜんぜん付箋紙らしくありません。

そこでもうちょっと付箋紙らしくします。

付箋紙には通常のフォームには存在するタイトルバーがありません。メニューバーもありません。そこで文章を入力したあと[OK]がクリックされたらForm2のFormBorderStyleプロパティを FormBorderStyle.Noneに変更します。そしてテキストボックスやボタン、メニューも非表示にします。これで付箋紙らしくみえるようになります。

付箋紙になにが書いてあるかはラベルを作成してここに表示させます。

FormBorderStyleプロパティを FormBorderStyle.Noneに変更するとタイトルバーがなくなり移動させることができなくなります。また大きさを変更させることもできなくなります。移動させることができないのは不便なので移動できるようにする方法を考えます。

マウスがドラッグされると

だったらマウスがクリックされたときにその位置を記憶しておき、イベントハンドラForm2_MouseMoveが呼ばれたときにどれだけマウスが移動しているかで移動させるべき距離がわかるのでLocationプロパティを変更すれば移動させることができるはずです。

これでFormBorderStyleプロパティが FormBorderStyle.Noneであってもドラッグすれば移動させることができるようになりました。

付箋がダブルクリックされたら付箋紙に書かれている内容を編集できるようにします。

これで付箋紙ソフトらしくなりました。ただデザイン的には最悪です。次回はもう少し改良を加えます。