前回のSQLiteを使ってみようでなんとなくわかったので、Node.JSでsqlite3をつかって簡易掲示板のようなものをつくります。今回は準備編です。

とりあえず、名前と投稿文のふたつがあれば掲示板もどきはつくれます。

テーブルを作成してデータを新規登録する

コマンドラインからtable_posts_test1というテーブルを作成します。

データを新規登録する

ためしになにか登録してみます。

実際にデータが追加されているか確認します。

すると

出力結果

登録されていることが確認できます。

投稿時刻と更新時刻も登録できるようにする

あと投稿時刻と更新時刻も表示できるようにしてしまいましょう。新しいテーブル table_posts_test2をつくります。

現在時刻を取得して、これを日本時間に変換しなければなりません。UTCと日本時間は9時間のズレがあるので、datetime(‘now’, ‘+9 hours’)とやれば取得できます。

コマンドプロンプトで select * from table_posts_test2;を実行してデータが存在するか確認してみましょう。

出力結果

時刻も日本時間で登録されています。

データを更新する

また登録したデータを更新するには、以下のようにします。idが1のものを探して内容を更新しています。またidは1から始まります。

これでもう一度、select * from table_posts_test2;を実行すると

出力結果

内容が変更されていることがわかります。

Node.jsでsqlite3を使う

ではコマンドプロンプトではなくNode.jsをつかってデータを追加してみましょう。

まず以下のコマンドで新しいテーブルをつくります。

Node Package Managerでsqlite3をインストール

sqliteは一旦終了して以下のコマンドを実行します。

データを新規登録する

index.jsというファイルを作成して、そのなかに以下を実行します。

実行してみると以下のように表示されます。

出力結果

余談ながら以下はダメです。Node.jsが「datetime(‘now’, ‘+9 hours’)って何だよ」とエラーを出します。

データを更新する

更新するのであれば

実行してみると山田さんが丁寧な自己紹介をするようになりました。

出力結果

データを削除する

最後に削除する場合ですが、

実行してみると山田さんがいなくなったことがわかります。

出力結果