今回はファイルではなく文字列のみを暗号化します。そして暗号化された文字列を表示させます。

暗号化したあと、base64で表示させています。

base64とは、64進数を意味する言葉で、すべてのデータをアルファベット(a~z, A~z)と数字(0~9)、一部の記号(+,/)の64文字で表すエンコード方式です。
ただ、データ長を揃えるためにパディングとして末尾に記号の=を使用するので、厳密にはbase64は、65文字の英数字から表現されます。
base64とは

これなら暗号化されたデータがどのように変化するのかがわかります。

また[暗号化]をクリックし続けると、平文が同じでパスワードも同じでも暗号文は変化することがわかります(IVが変わるため)。またSaltもその都度変わるので同じパスワードでも異なる暗号鍵が生成されています。

ではSaltとIVを両方とも固定してしまうと同じ暗号文になるのでしょうか? パディングをPaddingMode.ISO10126(ランダムな数値で埋める)にしているので同じにはなりませんが、前のほうは同じになります(長めの文字列をいれるとわかる)。

復号化をクリックすると元の平文が表示されます。