今回から七並べゲームをつくります。まずは全部のカードを画面に表示させるところからはじめます。

まずカードのクラスを作成します。また七並べゲームではカードが置かれる位置は決まっています。またカードには4種類(ジョーカーを入れれば5種類、裏の状態をいれると6種類)あります。そこでカードの種類、番号、テーブルのうえに出されているのか否かを表すプロパティを作成します。

次に実際にカードが生成されたときの処理を考えます。

まずコンストラクタが必要です。カードは上からスペード、ハート、ダイヤ、クラブの順にします。カードの種類と番号でテーブルの上における位置も決まります。(プロパティのNumber、Mark、Colum、Rowがすべて決まる)

コンストラクタにはそのカードの種類と番号(エースが1、以下、2~10、ジャックが11、クイーンが12、キングが13)を渡します。

それからカードがあるなら表示させる必要があります。そのときに絵柄が必要です。フリーで利用できる素材はないかと検索してみたところ、以下のページを見つけました。

トランプ カードイラスト – No: 934665/無料イラストなら「イラストAC」

ここで見つけた画像をダウンロードしてリソースに追加します。

画像から必要な部分をトリミングします。一回トリミングしたらそれを保存しておけば2回目以降の処理がもたつくことがありません。最初だけ処理に時間がかかるため、表示に時間がかかります。

以下はカードが存在するときに表示させるメソッドです。

では実際にカードを表示させましょう。最初は正しく動作するかテストするために全部のカードを表示させます。

コンストラクタが実行されると4種類のカードを13枚ずつつくります。そしてList<Card>型フィールド変数のcards内に格納します。

Paintイベントが発生したらカードを描画させます。