前回のサーチコンソールのレポート 自分のブログが検索されたときの順位を取得するの続きです。

前回作成したアプリではキーワードごとに新しいシートを作成していたのでちょっと見づらいです。そこで以下のような表示になるようにつくりかえます。

今回は取得できる件数の上限を設定できるようにする、ラジオボタンで

検索結果に多く表示されてキーワード順
実際にクリックされているキーワード順
上位表示されているキーワード順

に並べ替えて出力できるようにします。

それからニッチなキーワードになると検索されない日もあります。そのような場合は表示回数は0、クリックと順位は「-」を表示させます。

ではさっそくはじめてみましょう。

まずExcelファイルを操作するのでNugetでClosedXMLをインストールしておいてください。

デザイナでラジオボタンとNumericUpDownコントロールを追加しました。

前回のサーチコンソールのレポート 自分のブログが検索されたときの順位を取得するとの変更箇所のみ示します。

まず、コンストラクタ内でラジオボタンとNumericUpDownコントロールの初期化をおこないます。

ファイルがドロップされたらラジオボタンの状態をみてデータを何の順にならべるかを調べます。そして例えば表示回数が多い順にデータを出力させたいのであれば自作メソッドのGetDisplayedKeyWordInfosを呼びます。

それからcsvファイルのレポートが何日のものかを調べて過去のものから順番に出力できるように、自作メソッドのGetDateListで日付のリストを生成しています。

GetDateListメソッドを示します。Dataオブジェクトのリストから日付を取得してそのリストを生成しているだけです。そして過去のものから順番に並べ替えて結果を返します。

Excelファイルに書き込む内容が変更されたのでSaveExcelメソッドは引数もあわせて変更になります。

セル内の文字を中央寄せにするメソッドとキーワードが入るセルにキーワードをセットするメソッドを示します。